Stig Lindberg (スティッグ・リンドベリ)
戦後のスウェーデンにおいて、最も影響力を放った陶器作家の彼は、スウェーデンのウミューに生まれました。スウェーデン最高の芸術大学コンストファックと王立工科大学で学んでいる。1937年からヴィルヘルム・コーゲに師事。同年、コーゲの勧めでグスタフスベリ製陶所に入社。1940年に専属デザイナーとなり、翌年に彼の初めてのセラミックが世間に公開され世間に広く認められる様になった。1949年には、同社のアートディレクターに就任。ベルント・フリーベリ、ヴィルヘルム・コーゲと並び、「グスタフスベリの三大巨頭」と呼ばれる。
1953年に発表された美しいフォルムの花瓶「Pungo」を含む彼の作品はスカンジナビアンの典型として親しまれるようになった。1944年~78年頃は、グスタフスベリ社の殆どの絵柄やデザインを手がけた。彼の代表作は「ベルサ」、「プルーヌス」、「ドミノ」、「テルマ」。
1954年にはリサ・ラーソンをグスタフスベリ社にスカウト。
彼の個性的で魅力的なミッドセンチュリーの北欧雑貨は、半世紀以上たった今でも人気があり、その人気は今もなお上昇しています。